失敗学 

TAOコーチ

2007年12月22日 13:08

 今年、最後の授業は、『失敗学』にしました。
これは、コーチングというよりカウンセリングに話です。

 4月の最初の授業で、自己紹介するときには、
失敗をしてきた先生です。と紹介していて、
授業の間に、その事を少し話したりしてました。

 最初の授業で、先生へ感じたこと、思ったことを無記名で
書いて貰ったりしてました。
 「先生も失敗するんだ」みたいな事を書いている生徒もいました。

 先生は失敗してそうにありませんよね!!!

 今回は、失敗から学ぶということや、
失敗はない、フィードバックがあるだけ。

という話と、失敗が会ったとき、どのようなパターンの考え方をするかなどを、
話をしました。

 個人的な体験として、いつかは脱するけど、
失敗の悪循環に入ると、時間が無駄だったり、
他にすることができなくなったことなど話しました。

 カウンセリングで扱う、認知の歪みの話ですが、
コーチングでも、ファウンデーション的な部分では、
それが起こっていることを聴くことがあります。

 直すのではなく、ただ フィードバックすることもありますが、
それだけでも、気づいて、行動に移される方が多いです。

 学生に話すときには、個人的なセッションではないのですが、
歪んだ思考パターンにはいっても、
そこから脱出する考え方があることしか、伝えられませんでした。

 失敗の数々を想い出しながら、
それを物語に数分で語れるようにする。
 それは、コーチングのスキルにもあります。

 語れるようになった失敗は、リソースとして生きてきますね。
 
 言葉になってない、ストーリーになってない体験を
言葉化する作業も来年は試みてみようっと!!!!

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