楔(くさび)を差す コーチングのスキル

TAOコーチ

2008年01月04日 19:57

 楔を差すとか、楔を打ち込むというと、何か、わってしまうようです。

 楔を打ち込んで、わったりする大工仕事もあります。

 普通には、後で、問題が起きないように、ここで確かめるという事です。

 コミットメント、宣言させる、アンカリングと近いすきるです。

 「楔を差す」ときは、同じ話が繰り返され、背中を押して欲しそうでいて、
背中を押されると嫌がる人もいます。

 言葉として、アンカリングの感じで、クライアントさんの力と、
それを弱めている事項に焦点をあて、
二つを比べることで、ハッキリと、ここは分ける必要が在りますね。
と確認する意味も含まれています。

 長くクライアントとセッションを続けていると、
どうしても、楔を差す タイミングを逃してしまうようです。

 楔を差すときだと感じたときに、融通無碍に使えろ準備が
コーチの側にも必要ですね。

 自分の考え方に、楔を差して、違う考え方を取り入れて、
苦労したコーチには、良く分かり、使えるスキルだと思います。

 むやみやたらと使えるモノではありませんが、
楔を差すときは大切なときです。

 これは子どもの躾でも、授業の中での生徒への関わりの中にも
あります。

 楔を差す  それが必要なときこそ、脳の連結を変換する時ですね。

 言葉に気づいても、行動に迎えないようなときにも、
楔を差して、行動に向かうコミットメントの一部かもしれません。
 ぎゃくに、コミットメントが、守られないときにも、
楔を差す愛情が必要だとおもいます。

 自分にも、楔を差した 正月が在りました。

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