ファシリテーションの旅 ワールドカフェ

TAOコーチ

2008年07月08日 23:13

 山笠シーズンのファシリテーションの合宿は、九州大学でのコラボな企画でした。
科学者と語る。ファシリテーションの会員と九大の研究者と一般参加の人々で、
「科学者は、浮世離れしていると言われているのか?」をテーマに、小グループを作り、
書くテーブルで語られ。一人、テーブルマスターを置き、他のメンバーは違うテーブルで、グループを作り、最初のラウンドで語られた事を披露しつつ、議論を深めるというやり方です。また、元のテーブルに戻って、各テーブルで語られたことを、披露しつつ、議論を深めます。
 というと、深い話ばかりのようですが、ダイアローグ(対話)の質を上げていくワールドカフェですが、多くの視点があえられる旅という感じでした。
 きっと、ココで語られたことが、レセプターを開いて、違うダイアローグが展開されれば、この企画は成功だったといえる感じがします。
 キャンプファイアーを擬似的に作ったような仕組みです。
カフェが好きな自分、キャンプが好きでたき火が好きな自分としては、こういう企画で、胸襟を開いたダイアローグが展開される事は楽しい事です。


 いかんせん、時間が短かった。心理とか普遍性とかいう言葉が出てきましたが、その心理や、普遍性という内容に入る時間はありませんでした。

 目的がプロセス自体に合ったように感じて、会議とか目的をはっきりさせることになれていて、まとめが出来る形を求める人には、イライラ、もやもや、という状態だったようです。
 
 ファシリテーションの合宿に参加したのは、旅というか、少し、違って世界を味わいたかった事もあります。

 以前、ヌース理論を学んでいる頃には、素人か素粒子の講義を聴いたり、
物理学、化学の講義を聴いたりしていたので、その頃の世界が少しは展開するかと思っていましたが、それは無理でした。
 遊んでいた頃は、生産性に関係なく、そんな興味だけで生きていて、「浮き世ばなれ」していると言われていたので、その場そのものは、楽しめました。

 カフェ文化は、大切だと思っています。今は、居酒屋文化に変化しているけど、
居酒屋でのアルコールの興奮は、ダイアローグを作りづらいかもしれないなぁ。
 
 9月は、洞爺湖で5年前から参加している組織工学的な研修を受けますが、キャンプスタイルで楽しみです。僕らにとって真理をしらなくても、真理を学ぶ場があるという事はありがたい事です。
 今も、メールで準備作業中です。

それでは梅雨もあけ、暑い日が続いて、海水浴にも生きたいけれど、今年は少しでも日光浴が出来るでしょうか。
皆さん、お元気で!!!!!!


関連記事