ファシリテーション in 熊本 アクションラーニングコーチ

TAOコーチ

2007年11月05日 15:21

 ファシリテーションの例会は、今年は、用事と重なり、ほとんど出席できませんでした。
今回も、その恐れはあったのですが、参加させて貰いました。

 トリップ(旅)の感覚も味わえて、良かったです。
気ままに、車を運転して阿蘇とかいったり、
知らないところを旅するのは好きでしたが、
この頃は全くしてなかったし、出来ないと思っていました。

 有り難くも、会議やグループワークやコーチングと関連する勉強会が熊本で、
あるというのは、渡りに船という感じでした。
 妻も一緒に参加させて貰いました。

昔、妻と1年間のヨーロッパ、エジプト、インドア大陸の旅や、
車などで出かけていました。

 子供が出来ても、キャンプをしにいったり、温泉に入りにいったりと、
出かけるのが好きです。

 年をとってくると、ただ旅をするとか、気ままとか言うのは、
逆に面白くないし、楽しめない事が分かってきました。
 人との出会いも楽しめていた若い頃がありましたが、
今は、学びながら、出会えることの方が楽しいです。

 福岡の勉強会とか学びの場は、言っていますが、
環境というか、 場が慣れ親しんでいるので、
違うところに行くことが、楽しみでした。

 西鉄の高速バスに2時間揺られて、
それだけでも、良い感じです。
 車をどちらかが運転する事もなく、
K氏、S氏と一緒に話すことも出来ました。

 熊本では、思いもかけないおもてなしを受けて、
人力車での小観光をして、
素敵な自然食のレストラン(築120年の建物を改造したレストラン)
ピュアリーというお店で昼食でした。

 手作りのお店を作る手伝いをしていた時代も想い出すことが出来ました。
いろいろ経験したことが、脳の中で再構築されたようです。

 そして、ファシリテーションの勉強会は、
アクションラーニングと呼ばれる、グループコーチングに近い手法の勉強会でした。

過去に2回、アクションラーニングコーチ役をやっていて、
今回は、質問役ばかりで、楽しかったです。

 内容については、やはり、きちんとしたプロセスやルールがあるので、
なれない人がやっても、一定の結論が出やすいという印象と、
深掘りの質問を促すファシリテーターの役割が大切だと思いました。

 クライアント役になった人の中に、答えがあることを信じること、
質問役の他のメンバーから、思わぬ質問が出来ることを促す
役割を担うと思いました。

セットアップの言葉に、質問者が反応するモノだと思います。

クラスコーチをしていて、よってたかってコーチングとか、
質問は一回と制限してコーチングのロールプレイをして貰うときの感覚です。

 ファシリテーーターの一言の促しが、その言葉を通じて、
参加者の脳を巡り、面白い質問もでると感じます。

 もちろん、枝葉に別れる質問が多くなれば、
交通整理は必要です。

 そのためにも、クライアント役の問題の再定義までのプロセスが大事に感じました。
再定義が良ければ、解決策(コーチングでいえば、気づきより、行動計画)が
出てくることになります。

 質問者は、行動に至る質問を工夫する必要があります。
そして、アクションラーニングコーチは、気づきだけとか、
気持の整理に流れそうな場のムードを、
行動に向かう質問に変えて貰う必要があるようです。

 介入は大切です。何も質問は出来ませんが、
介入することで、場の質問の流れを変える事ができます。
まさしく ファシリテーションだと感じます。

 懇親会は、楽しく、二次会まで参加しました。
熊本は、繁華街でも、騒がしくても落ち着いた感じがしました。

 熊本で、セッティングしていただいた方々に、
「有り難うございました」

帰りは、高速バスで話しながら、眠りながら、到着しました。

 愉しい一日でした。出会えた人々に、有り難うございます。
お世話下さった方々に有りがとうございます。

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