2007年05月23日

◆黒田藩の始祖 黒田官兵衛

 司馬遼太郎 播磨灘物語全4巻 
黒田官兵衛の物語です。

 歴史小説は若い頃は好きではありませんでした。
よって、NHKの日曜日の大河ドラマもあまり見ていませんでした。

 信長の話から、歴史小説にも興味をもち、
作者による視点の違いや、
教科書では習わない微妙な世界を味わうことが出来ています。

 官兵衛は、如水と名を改め、入道と成ることで、
黒田家を温存させようとしました。

 信長、秀吉、家康と戦国の時代を生きて、
特に秀吉には戦略をおしえ、軍師として活躍しました。
 命をかけている戦国時代は、農民の視点からは、困った状態ですが、
安泰な世の中がどのように出来てきたかを感じることができます。

 ふくおかという地名は、播州にあった地名を、
黒田家が今の福岡に来たときに、使ったモノです。

 コーチングと関係なさそうですが、小説を読むことは、
アナログ的な行間を感じることにはとても大切だなぁとおもています。

 教師的な発想でしたが、知らない世界があって、
とても楽しい!!!! という所です。

 司馬遼太郎の歴史小説は、夜の睡眠薬代わりにしています。

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Posted by TAOコーチ at 12:14│Comments(2)読書
この記事へのコメント
なるほど......。司馬さんはどちらかと言えば右系の新聞社記者でした。
いわゆる、歴史上の人物や事件に関わってきた人達を通して国家や国論を展開してきました。  彼は私の好きな小説家の内に含まれる一人ですが、
一番好きな作家は「城山三郎」です。  彼の小説の中では「落日燃ゆ」が今でも私にとって最高に感動した小説です。福岡が輩出した総理大臣「広田広毅」の伝記です。 広田は「玄洋社」という政治結社に属していました。頭山満や緒方竹虎など著名な右翼を輩出した結社です。 小説は東京裁判で裁かれた彼の遺骨から始まりますが、靖国問題を考えるに於いても深いモノを与えてくれます。 いわゆる「男子の本懐」武士道の至るです。

ちなみに、最後の結社社員は30年前の「進藤一馬」福岡市長だったと思います。

福岡は秀吉時代にさかのぼり観れば、その後に色んな中央の歴史に関与し続けている福岡の歴史があります。 チョット知ったかぶりしました。
Posted by ムササビ at 2007年05月23日 18:31
むささびさんの本質的な所を書いて貰い、
有りがとうございます。

実は僕は高校時代左翼かぶれだったのですが……。

今は、東京裁判の呪縛について、勉強しています。
行きませんが、26日は靖国で、経済人が集まる集まりが
あるそうです。

マスコミの呪縛をはずれたところで、
色々な動きがあるんでしょうね。

進藤一馬、懐かしい名前です。
高校のいつも同窓会長で、緑進会議で、
緑の町作りをしてありましたね。

最後の結社社員とは知りませんでした。

今や、右翼も左翼もない、新しい翼がひろがっているのかもしれません。
混沌の表面には、秩序をつくる動きが必ずあるように感じます。

 ちょっと、そういう話題で書いたことなくて、
つらつら書きました。
Posted by TAOコーチ at 2007年05月23日 18:45
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