2009年01月22日

◆再生の時 オバマ大統領

 オバマ大統領。47歳 就任式で、リンカーン大統領が使った聖書に宣誓をしました。
ブッシュ大統領の時には、聖書に宣誓し、神の声でイラク侵攻を決めたようで、
神様も色々使われると感じていました。

 YES We Can。という言葉は使われなかった事は皆さんご存じごとくです。

 Change。という単語は二度使われています。

 夢を語るためのキャッチフレーズで、それ=オバマという図式を作ったマーケティング戦略は
素晴らしいモノです。マーケティングというと何か売りつけるようですが、感情を動かして、
感動を与えることだから、当然ですね。

 再生の時、責任の時代、旅(トリップではなくてジャーニーです)を語り、
今がアメリカ物語のマイルストーンである印象を受けました。

 3人の人に演説の相談をしながらも、ライターの中心に27歳の若者もいたそうです。

 困難を乗り越えてきたアメリカを物語り、今が困難な時期であることを語り、
ただの夢や希望だけでなく、新たな責任を果たす時を語り、
試練が現実で有ることを強く印象づけました。

責任への覚悟を求められていますが、
全ては We(我々)という言葉で語られ、
コーチングでもWeメッセージは大切な表現方法で、参加意識を産みます。

必ず克服できる、世界に対する義務、奉仕、を語られていました。

安全な国は、あなたがたが実現するという演説は、国にだけ頼る姿勢ではなく、
一人一人の意識に語りかけるモノでした。

 アメリカという国は、色々考え方は有るけど、恐ろしい国でもありますが、凄い国でもあります。

 KKkなど、黒人差別が歴然としている国。州によって法律も違い、
銃社会という恐ろしさも持っています。

 自由なようで、保守的な印象も有ります。

 昔の映画の 「イージーライダー」なんか、ヒッピーの元祖映画みたいだけど、
地方は保守的である象徴でした。

 フラワーチルドレンの時代も変革でしたが、
今は、違った意味で、体制と反体制というシステムでの変革ではないようです。

 演説で言葉の力を更に強く意識しました。

 演説の中には、「我々は誰か?」なんてフレーズがちりばめられているのも
政治家の演説として凄いなぁと思いますね。

 オバマ大統領は、YOU TUBEをつかったり、メールを活用した市民運動をとして、
国民からの意見をそして、解決策の提案まで受け付けているという話しです。

 21世紀型の政治が秩序が生まれる芽生えなのでしょうか。

 これからどうなるかを傍観者としてでなく、1つの意識として、
出来ることをしていくことが大切だ。それが、自分の再生だと鼓舞されました。

 コーチングのことではないようでいて、組織の活性化や、リーダーの在り方や、
秩序の構築、再生の事など、関連深い一日でした。

 NHKの番組を録画しているので、それをまたみて、違った視点を経験してみよう。

 


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Posted by TAOコーチ at 00:29│Comments(0)社会 歴史
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