2007年09月11日

◆『生きる』

 黒澤明の「生きる」のドラマリメイクが放映されていた。
HDDに録画して、追っかけ再生して、CMとばして、見ました。
 便利になったモノです。
でもCMって、長すぎるよなぁ。

テレビ局は設けすぎで、ちょっと疑問??

 と話が飛びましたが……。

昔 白黒でみた感動が蘇ります。
テレビドラマにはない良さがあったけど、
やはり、涙が出ました。

 最後の雪の公園で、ブランコに載って死んでいく主人公と
「命みじいかし、……」というメロディは、
そのまま、ブランコに繋がっています。
 脳の連結が起こっています。

 主人公が夕陽を眺めて、『美しい』とつぶやく所は、
自分に影響を与えていることを再認識しました。

 20代は、夕陽を眺めることが、楽しみになっていました。
あの美しさは、ゆったりした心境でないと味あえない感覚です。

 でも、ちょっと夕日に懲りすぎて、
アフターサンセットの雲の中に拡がる色合いにも感動して、
夜遅くまで、海や山にいたことを想い出します。

 『生きる』の主人公は、公務員ととして生きてきて、
そして癌の告知を経て、生き方を模索し、
本当に生きることを目指しました。

 自分は、遊んで暮らして、本当に生きてなくて、
今は、仕事とか、他の事をしながら、
本当に生きていたいと感じます。

 アドレナリン日常や、ニーズだけに追われて日常でなく、
本当の価値に基づき、強みである『戦略性』を活かして、
生きていこうと再認識しました。

 私も10年前に病気を悪化させ、
そこから変化が始まったようです。
 悪いことも、良い兆候です。

 母の隣の80歳の女性は癌で、ハイパーサーミアという
温熱療法をされていますが、
いつも 笑顔で受け答えしてくれます。
 生き様が現れていると思います。
苦しい中での笑顔で、人を励ます心を感じます。

 『こころ』といえば、夏目漱石の本がありました。
また、書きます。

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Posted by TAOコーチ at 10:28│Comments(0)映画
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