2007年02月17日

◆発明起業塾 藤村靖之氏講演

 誘われて、発明起業を進めてある藤村氏の講演を聴きにいきました。

 39歳から 発明起業家というコンセプトで、発明とビジネスモデルを
考えてあり、多くの 発明起業家を育てられている方です。

 モンゴルでの電気を使わない冷蔵庫、馬力発電、などの実例を楽しそうに
熱く 話されました。

 特に印象に残っているのは、『今、何に困っているか?』ということを聴かれるそうです。

 モンゴルなら、テレビとか照明に困るという話は出てきます。という事です。

 しかし、あるもの、見えるもの、(金持ちの遊牧民はもているモノ)は
浮かんでくるか、困っていることが分かってないことがある。

 深い会話をすると、「夏は羊の肉がすぐに腐るのが困る」という話になったそうです。

 電気がないから、冷蔵庫という発想が浮かばないそうです。
テレビや照明はでてきても、冷蔵庫にはならない。

 発明家としては、何とかしようという思いになるそうです。

 そこからが、凄いところで、「それが出来たとしたら、いくら出せる」とも聴かれるそうです。

 ビジネスモデルを構築されるそうです。
 
 そして、羊2頭分という答えがでて、

モンゴルの発明家を集めて、

良い人で能力のある人と組んで、

それを 発明する。という事です。

 発明して、それを売ろうとする発想ではなくて、始めからビジネスモデルを考えて、
発明を推進するそうです。

 そして、電気を使わない 冷蔵庫ができ、

冷たい水を飲んだ人たちは、感動を覚えて、涙すら浮かべるそうです。

 冷たい水を夏に飲んだことがないひとたちは、
勇気と希望を与えられると涙する。

 という言葉に、感動しました。

 そして、モンゴルに発明と ビジネスモデルが作られたというお話です。
 
 日本的な発想で、電気を作って、近代化するのではなく、
その土地にあった、環境に良い発明です。

もっと多くのお話をお聞きしましたが、

今日はこの辺です。

 自分への質問

『そこまで、困っていることを聴いていたかな?』

同じカテゴリー(社会 歴史)の記事
 再生の時 オバマ大統領 (2009-01-22 00:29)
 奇蹟の社会 ??? (2009-01-06 23:08)
 大きな変化 (大変?) (2008-12-14 15:32)
 世界恐慌 バブル 格付け グローバル (2007-09-22 09:16)
 事務仕事 インターネットバンキング (2007-05-21 15:31)
 バージニア工科大学 通り魔殺人事件 (2007-04-20 10:36)

Posted by TAOコーチ at 00:18│Comments(2)社会 歴史
この記事へのコメント
はじめまして

藤村さんの講演久しぶりに聴きたかったな~

私は藤村さん主宰の発明起業塾の福岡1期生です!
Posted by 坂本剛 at 2007年02月17日 09:41
 坂本 さま 藤村さんの一期生の方だと、私のブログの文章では足りないですよね。(笑い)

 発想が逆転しているところが面白かったです。

 今日は、ファシリテーションの勉強会で、九大の独立行政法人になった事で、色々な課題があるという事も聴きました。

 これからも、情報をお願いします。
Posted by TAOコーチ at 2007年02月17日 21:40
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。