2009年07月13日

◆今日は オカルト の日

 今日は、誰が決めたか、オカルトの日だそうです。
怖い話し、幽霊話がオカルトみたいですね。

 オカルトという言葉が、一般的になったのは、イギリスの思想家コリン・ウイルソンが、『オカルト』という
分厚い本をだしてからです。日本では5000円位のする本でした。

 コリンウイルソンは、50年代に「アウトサイダー」という本を書いて、
作家としての地位を確立しました。

 それ以降、人間の可能性、能力、潜在的な意味などについて、
研究し、本を出版してきました。

 コリン・ウイルソンの視点は、物理学で証明されるような世界だけでなく、
人間の能力に関しては、まだまだ未知の分野があり、その事について啓蒙してきました。

 至高体験、フロー、ゾーンなど、コーチングでも話題になるテーマを
早くから扱っていました。

 21世紀、心の時代と言われながらも、ますます昏迷の世界、カオスの世界が拡がっているようですが、
人間の可能性は、そのような事でも揺らがない何かが有ると主張しているように思えて成りません。

 コーチングを生業としていると、コミュニケーションを通して、人間の可能性は、拡がっていくモノだと感じます。

 閉塞しているのは、自分の中に閉じこもっているからかもしれません。

安心して、自分を出せる場がないと言うことが、そういう状態を作っているのかも知れません。

ただ、そうやって、内省をしている人は、自分の中に隠し持っている能力について興味を持つようです。

 それが引き出され、社会の中で生かされるように仕組みが出来ると、
現実の世界での楽しさが発見できるように感じます。

 またもや、とりとめのない話しに成っていますが、
ビジネスにおいても、もはや、心を扱わないで、進むことは出来ない時代に成っているように感じています。

 感情や、気持ちや、心に向けた研修が多く出てきているのは、
そのためかも知れません。

 オカルトを使った研修なんてないでしょうが、
スピリチュアルな存在である人間を モノ として扱う時代がやがて終焉していくように
思われて仕方ない私 待鳥 良邦でした。


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Posted by TAOコーチ at 15:18│Comments(0)コーチング
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