2009年07月19日

◆キャリアマネジメント

 キャリアマネジメントとクラスを担当する事になってから、
有る大学のキャリアの非常勤の話しが舞い込みました。
 決まってはいませんし、時間とか色々あるかと思います。

シンクロで有りますね。キャリアを意識したコーチングのクライアントさんも
出来たりするのは、面白いことです。

 キャリアというと、キャリアアップ、スキルupという印象が多いのですが、
確かこれは大切ですが、しっかりと、自分の価値や強みを活かす事が大事だし、
それが市場価値をもっている必要もあります。
 
 ボランティアであっても、市場でのニーズ、社会的な必要性がなければ、
キャリアを活かすことが出来ません。

 ビジョンはとても大切ですが、それも価値の実現です。

仕事を通しての自己実現をするには、自分を見つめる事が大切です。

有るクラスで、今の仕事の天職率、(転職ではないですよ (笑い)
50%以上で、90%まででした。
コーチングを学んでいる人は、天職だから、さらに学ぼうとしているのか、
コーチングを学び始めて、自分の仕事を見つめ直して、
やはり、天職なんだと感じることが出てきたのかも知れません。

 古い話ですが、黒澤明の「生きる」という映画の感動が蘇ります。
公務員の主人公は、それなりに仕事をしていたが、自分の病気を知り、
俄然、公務員としては、やり過ぎの仕事をしようとします。
 やり過ぎかどうかは別として、そこそこでよいのに、頑張り始めます。

 この映画で、志村喬演ずる主人公の葬式の場面から始まるのですが、
皆が、どうしてそんなに頑張ったかの話しになり、いろんな角度で語られます。

 それはそれとして、昔2回見たのですが、よく覚えてなくても、
志村喬が、仕事の途中で、夕日を眺めて、晴れ晴れしい顔をしていた場面が目に浮かびます。

 自分の死を意識して、普段見てなかった 夕焼けとか景色とか、困っている人々が、
急に、自分と一つに成ったんだと感じます。

 死ぬ場面は悲しい。雪の日に、ブランコに乗って、「いのち短し、……」と歌っていきながら死ぬのですが、
悲しいけれど、何か満足して死んでいく姿、生きる姿を見せて貰いました。

 キャリアマネジメントが、急に、叙情的な話しになりましたが、
こうやって、価値を見出すことが生きる事だと、しっかり感じました。

 価値を見つけられないまま、何とか暮らしていても、死や病気で気づくことも多い、
そういうイベントで、リセットされるんだと感じてしまいます。

 そういう、事を考えた待鳥 良邦でした。
(この前、聴いて、ブログとか書いても、待鳥良邦とかいてないと、検索されないそうで、
実名で書いてます。)
 

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Posted by TAOコーチ at 03:14│Comments(0)コーチング
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