2007年10月25日

◆横文字世界 ボランティアは助け合い

 コーチングのマニュアルでも、世の中の言葉でも、
横文字言葉が多くなっています。

 広辞苑も10年ぶりに改訂され、1万語が増えるそうです。
横文字言葉も日本語として定着するのでしょうか。

 慣れの問題もあるので、なれてくれば、それなりに、
使えるのでしょうが……。

 日本語の良さが奪われたり、なくなったりすることも悲しいですね。

ファシリテーションのK氏が、田舎の公民館で、ボランティアという言葉を使い、
地域の活性化の話をしていると、
おじいさん、おばあさんが、それは『助け合い』の事かな?
といわれたそうです。

 アメリカのプロテスタンティズムの中で、チャリティ等の概念が出てきて、
ボランティアという言葉出てきたようです。

 日本には、そういうシステムが初めから合ったんですね。

 コーチングは奇跡ではないけど、機能する。
企業内でも、病院内でも、学校現場でも、他の組織でも……。
個人でも……。

 言葉は、横文字だらけです。
マーケティングのマニュアルを見て、『宇宙語』と表現した人がいますが、
なれてないとそうなります。
 
 私も、世界文学的な、横文字の名前を覚えるのが苦手でした。(笑い)
ロシア文学など、長くて、発音も難しいんですね。
 なれてもなく、なれるまで、読んでません。

 横文字世界の反乱は、ネーミングに現れています。
私も、コーチングアートなどと、訳が分からない横文字にしています。

 言語は長い目で生き物として変化しています。
なれるより仕方ないのかもしれません。

 ただ、助け合いが日本文化にあったように、
外国からきたものが、日本になかったとは言えません。

 コーチングは日本文化にありました。
飲みニケーションや、会社が持つ家族的な風土が合ったんですが……。

 今、また、揺り戻しの時期がやってきてもいます。
新しい形として、生まれ出てくるモノがあるようです。

 コーチングは、色々な有効であったり、機能するスキルを集大成したに過ぎないのです。
元々の天然コーチや、コーチングという言葉を知らなくても、実践している指導者は
一杯いました。

 そこを抽出して、集めたモノで、私のような天然コーチでなかった人間も、
コーチと名乗れるようになりました。
 集大成し、新しいカテゴリーを生み出すことは、西洋文明の得意とする所ですね。

 日本的な集大成も出来るかもしれませんが、
学校現場やビジネスや医療では、今、
変革、改革、問題の山積と、集大成以前に、
壊れることを何とか踏みとどまっていく姿が見えてきます。

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Posted by TAOコーチ at 07:14│Comments(0)コーチング
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