2007年12月24日

◆自分の小さな「箱」から脱出する方法

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」 と 「2日で人生が変わる「箱」の法則」
を、未完了にならないように、さっさと読みました。
 他にも読みかけがあったのですが、忙しいと読み終えないもどかしさがあったからです。

 これは面白かったなぁ。あるMLで評判になっていて、チェックして、
買っていたのですが、読んでませんでした。

 詳しい感想などは、しっかりと、HPをつくった時に、
本の紹介ページに回そうと考えています。
 (ちょっとそこまで時間をかけられるかどうかですが……)

 キーワードとして、一番関心があるのは、自分
            自分を裏切って箱に入る
            箱の中では被害者意識と自己正当化がはじまる。
            箱からでるには、箱の存在を知ること。
            そして、在り方として、平和である。
等でした。

 コーチングが機能する一つには、
人が関心があるのは、自分。という部分があります。
聴くとか承認するとかスキルとしてありますが、
自分の事に関心があるのに、自分の事は聴かれてないし、
承認もされてないからこそ機能する。という考え方もあります。

 本当に、話を聞いて貰ってないひとが多いと思います。
もちろんエニアグラムのタイプやコーチングのタイプ分けで、
話しやすい人とか、話をなかなかしない人もいるかも知れませんが、
電話で、話す上では、話すスピードやテンポなどちがいますが、
皆さん、しっかり 話されます。

 裏切って箱に入る。というのは、EQとか、内面を見ることにつながりますが、
自分のちょっとした気になることをしないこと(未完了が多くなると)
それを正当化したり、それを人のせいにする被害者意識が生まれてくると
簡単な説明です。

 そして、そうやって創った「箱」の存在にきづいて、
そこから出ようと気づくことが始まりです。

 箱からでて、人に接する事を語っているようです。

 第一巻は ビジネスの現場での小説仕立てで、リーダーとしての在り方とかに
関わりながら、レクチャーがあるというスタイルです。
 そこには、心理学的な難しい理論より、実際的に 「箱」のイラストがあったり、
ホワイトボードに書かれた事を乗せてあったりです。
 EQや心理学でまわりくどくない理解ができます。

 特に『自分の発見』という勉強もさせて貰っていて、
被害者意識や自己正当化回路について、学んでいますが、
なかなか、多くの「箱」があり、内面をみつめるので、大変です。
 もっとしっかり学びたいと思いました。

第2巻は、その「箱」の理論が、どうやってできて、拡がっていくかの事を
中東情勢と絡めて、書いてあります。
 アメリカ的な小説仕立てです。
「箱」の種類や、絡み合いにも触れてあります。

 ながくなってきましたが、これも自分の中では、シンクロして本でした。

様々な課題がありますが、「箱」から出られない部分の存在、
自分では気づかない「箱」の存在に気づく、
これこそ、フィードバックを受けるしかないと思いますね。

 コーチングに近い小説です。
でもスキルより在り方、Presenceに関連しているようです。

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Posted by TAOコーチ at 14:51│Comments(0)読書
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