2007年12月06日

◆エニアグラムのセンターという考え方

 エニアグラムは、「9つの性格」のヒットで、性格タイプの事は有名になりました。
ただ、レッテルを貼って、こういうタイプだから、こうするというやり方に陥っているようです。

 血液型で、O型だから、おおざっぱ!!! なんて、飲み会では良いかもしれませんが、
そういうスタイルでエニアグラムを使うことは、逆発想になり、タイプでカテゴライズして、
レッテルをはって、人をみてしまうことになりかねません。
 コーチングでも、レッテルを貼ってしまうと、そこで気づきや、変化が止まってしまいます。
奥深く、自分を理解するからこそ、目的や行動の変化が継続されると思います。

 ほんと今回の研修も奥が深い事を感じ取りました。

 センターという考え方は、タイプの一部ではありますが、
タイプ8 タイプ9 タイプ1 は本能(身体)(ガッツセンター)
タイプ2 タイプ3 タイプ4 は感情 (ハートセンター)
タイプ5 タイプ6 タイプ7 は思考 (ヘッドセンター)
と呼びます。

 各々のタイプが持つ、特徴を表しています。
ガッツセンターに属する人は、ガッツな本能的なところで動いている場合が多く、
ハートセンターに属する人は、ハート、感情的な部分で反応しやすく、
ヘッドセンターい属する人は、頭、思考を使って物事に対処しようとしています。

 こうかくと、そのタイプは、こうなんだとレッテルを貼りたくなりますが、
根源的なエネルギーとして、気質として生まれ持った性質と捉えてください。

 ただ、エニアグラムの素晴らしさは、全ての人が、全部のタイプの要素を
持っていて、それぞれに学ぶことがあると教えていることです。
 その中で、各々のセンターが不均衡であるが故に、
パーソナリティー(性格)をつくり、そこに囚われてしまうようです。

センターにしても、運動が好きだから、ガッツだ。
感情的だからハートだ、
考えることが好きだからヘッドだと、
決めつけられないところが面白いです。

 その3つのセンターの均衡、バランスが必要です。
バランスをとりながら、自分の気質を活かすことが大切です。

 これは一つの考え方ですが、
タイプ別や、センター別に集まってみると、
不思議に、自分の気質に気づくことがあります。

僕は、思考が好きで、いつも考えてばかりいて、
ヘッドセンターだと、思いこんでいましたし、
他の可能性を考えながらも、ヘッドと考えましたが、
今は、ハートセンターのタイプ4だと思っています。
 (他から見て、タイプ7のヘッドセンターという人もありますが……)

 見えてしまうと、長年連れ添った妻は、ハートセンターであると確信しています。
読書が好きで、考え事も好きなので、思考だと思っていても、
気質としては、ハートだと感じます。

 エニアグラムの考え方は、他にも成長の方向や、ストレスの方向、
ウイングの考え方などなど、色々ありますが、
以前、心理学や、カウンセリング理論で、理解出来なかった、
人間の部分が、良く分かるようになりました。

 コーチングでも、心理学的な理論や、他のスピリチュアル(宗教ではない!!!)
の考え方を取り入れられていますが、
 クライアントさんと深く関わるときには、理解できないことが、
すんなりと理解できる部分も出てきます。

 すこしづつ、ブログでも紹介します。

今日は、授業で、エニアグラムの事を扱うようにしてます。

コーチングのタイプ分けや、他の心理学的な性格の話以上の事を、
さわりですが紹介します。

 少し、タイプだけでない部分の説明をします。

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Posted by TAOコーチ at 07:12│Comments(0)エニアグラム
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