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2007年09月09日

◆授業を楽しませる部分を忘れた!!!

 80歳になる父は、母が入院していて、一人で暮らしています。
昨日 食料品を持っていって、少し話していると、
認知症を意識して、簿記の勉強をしていると言っていました。

 エニアグラムでタイプ8の父は、パワーがなくなる事を
恐れていて、身体的にも、精神的にも、パワーを発揮できないことが
辛くもあり、それが、周りに影響を及ぼすパワーになることもあります。

 自分自身にパワーをもって表現する事が大事なのです。

 長年 簿記や会計学を教えてきて、
退職後もボランティアとか、非常勤で教えていました。

昨年、立って、授業が出来ない。
チョークを落とす。
歩けない。
など、脳梗塞もあり、最後のボランティアを辞めていました。

 一人暮らしは、話すこともなく、
認知症には大敵です。

 自分で簿記を教えられるように、また勉強を始めたけど、
「楽しませる役に立つ冗談のところを全く忘れている」と
話していました。

 ハァ と しました。
メモはないと?
録音とかは?
 「全部ないなぁ……」
という会話をしましたが……。

授業は、教えることも大切だけど、スクリプトが命という事を知りました。

講演や、学校での授業、コーチングのクラスコーチでも、
教えること自体だけでなく、
楽しくする。スクリプトを練るのが重要だとおもっています。

 フィードバックがないと、人がどう感じているかは、知ることが出来ません。

 この頃は、全て上手であるという事が、フィードバックの評価が高いとは
限らないと思っています。

 どういう風に心の持ち方をもって、臨んでるいるか、大切なようです。

 CTP(コーチ トレーニング プログラム)の8月クラスを終えて、
そこはフィードバックが戻ってきています。
 やり方とかで、WEEK4は、少し、変えたほうが良いと感じていました。

 その部分の指摘をしてくれた人は、高い評価をしてくれています。
もう少し変えた法がよいとか、
こちらの方が、わかりやすい、学びが多いという視点を
いつも持ち続ければ、良いという実感を持ちました。

 学校の授業も、テキストもなく、自由にやれますが、
4コマの授業、クラスによって違いがあります。
 教えて覚える授業ではないことは、
どちらにも通じます。
講演でもそうです。

 伝えたいことと、感じて欲しいこと、学んで欲しいこと、
体感してほしいこと、実践して欲しいことが、
明確であれば、どこをとっても、在り方だと思いますね。

 80歳の父の一言が、教師職とかの厳しさや、
それが楽しみとなる事に、気付かされた日でした。  


Posted by TAOコーチ at 12:34Comments(5)教育